お知らせ

2021.07.25

定期的に交換しないとヒドい目に遭いますよ!

皆さん こんにちは。

先日、私の住んでいる家のご近所の方が車検を受けてすぐに冷却水が漏れてオーバーヒートしてしまいました。

急遽、私にレッカーにて入庫するので修理をお願いしたいとの連絡が入りまして入庫後すぐに原因の究明を致しました。

すると、原因は一目瞭然でラジエター本体からの水漏れが原因でした。(-_-;)

幸いなことにこれだけ漏れていてもエンジンにダメージがなくてよかったです。

平成15年以前に製造されたクルマで冷却水(ロングライフクーラント)の交換年数は2年毎に必ず交換をすることを各自動車メーカーは推奨されています。

平成15年以後に製造されたクルマはメーカーによりますが、冷却水(スーパーロングライフクーラント)の交換年数が新車から8年または16万キロで交換するようになりました。

この違いはエンジン本体に平成15年以前製造車は鋳物(鉄)部品が多く、平成15年以後製造車はアルミ部品を多用されているのでアルミを刺激しない成分が含まれるため交換する年数と距離が永くなりました。

冒頭でお話したご近所の方のクルマは平成23年式でしたが、よくよく聞いてみると自分でラジエターキャップの交換を行ったそうで、交換したことによりラジエター内の圧力の変化が生じて弱い箇所に圧力が逃げたことにより冷却水が漏れていました。

今回はラジエター本体からの漏れでしたが、まだいくつか構成部品がありますので別の部品から再度漏れてくる可能性が考えられるため見積りと作業内容の説明をさせていただき、まだまだ乗りたいので修理をお願いします。とご了承いただいた上作業に取り掛かりました。

皆様も車検だけではなく安心点検(6か月毎)1年点検を受けていただき、安心安全にお乗りいただくとともにいきなりの高額出費にならないようにこまめに愛車のチェックをしていただけると幸いです。

尚、ご不明な点がございましたらサービスの西村までお気軽にご相談下さいませ!