お知らせ

2022.01.15

よーく耳を澄ましてみると変な音聞こえていませんか?

皆さん こんにちは。

 

先日、当社のホームページを御覧いただいた方よりエンジンから異音がするので見て欲しいとのご依頼があり、早速お車をリフトアップしてエンジンを始動させると確かにかなり大きい異音が(;^_^A

 

ファンベルトを外してエンジンを始動させるとまだ同じ音がしている上に走行距離が4万キロ程なのにこんなに異音がしているということは・・・

 

 

もしかして

 

 

ウォーターポンプ?

 

 

こんな距離で壊れる部品ではないのに原因を探っていくとやはりウォーターポンプ本体より異音が発生していました。

ウォーターポンプとはエンジン内に冷却水を循環させる装置(冷却水を送るポンプ)でこの装置がなければエンジン内に冷却水を送り込むことができず、オーバーヒート(異常加熱)してしまいます。

ではなぜエンジン内に冷却水を送り込む必要があるかといいますと、エンジン内では常に爆発が起こっておりエンジンを冷ます仕組みがなければ温度が上がりすぎ、エンジンはもちろんその周辺の装置を壊してしまうからで、エンジンが暖気されると温度は100度以上、排気温度は1000度近くにもなり、温度が上がりすぎると物質が溶け正常に動かない状態がオーバーヒートであり、そうならないようにウォーターポンプにより冷却水を循環させエンジンを冷ましているのです。

次にウォーターポンプが壊れてしまう原因ですが、ラジエター内に入っている冷却水が汚れたままで循環することでウォーターポンプの劣化も同時に進んでしまい冷却効率が下がってしまう事であり、各自動車メーカーのメンテナンスノートに記載されている期間で冷却水を定期的に交換することを強くおススメいたします。

上記の写真にもありますように、冷却水が漏れてきているようであれば異音がしていなくても即座に交換しないとオーバーヒートになりエンジン本体に相当な負担をかけており最悪の場合エンジンが終了となり載せ替えをしなければならず高額修理となってしまいますので、そうなる前に冷却水に限らずエンジンオイルなどの定期的なメンテナンスを怠らずに実施しましょう!

また車種により部品の価格・工賃が変わってきますし、お見積りは無料にてさせていただきますのでご不明な点などがございましたらサービスの西村までお気軽にご相談くださいませ!